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AQUA SOCIAL FES!!

AQUA SOCIAL FES!! Presents ~2012クリーンプロジェクトin伊豆沼・内沼~

渡り鳥が過ごしやすい湖沼をつくろう。

最終レポート

2012クリーンプロジェクト in 伊豆沼・内沼~渡り鳥が過ごしやすい湖沼をつくろう~

RESULT

【渡り鳥の歓迎準備】

【多彩な動植物に恵まれ たくさんの水鳥が飛来】

約4平方㎞に渡って広がる低地湖沼、伊豆沼・内沼。豊かな自然環境が息づき、冬でもめったに水面が凍結しないことから、渡り鳥の越冬地として知られています。1985年には、水鳥のための国際的に重要な湿地としてラムサール条約の登録湿地に認定。以後、各地から多くの観光客が訪れるようになりましたが、近年では、不法に廃棄されるゴミなどが大いに問題となっています。

【不法廃棄ゴミの量は軽トラック約2台分】

そこで、渡り鳥が数多く生息する伊豆沼・内沼をきれいにするプロジェクトが始動。第1回目は5月26日に、沼周辺の清掃活動を行いました。当日は、意欲あふれる75人もの参加者が集まり、2班体制でゴミ拾いにチャレンジ。約1時間で軽トラック約2台分ものゴミが集まり、参加者はその量に驚いていました。

【湖沼の自然環境を守る清掃活動の必要性】

第2回目は、いよいよ本格的な渡り鳥の飛来が迫った10月13日に開催。57名の参加者は、宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団の菊地理事長から「伊豆沼・内沼の豊かな自然に親しみながら、頑張ってください」と激励を受けた後、火バサミとゴミ袋を携えて出発しました。今回もまた2班に別れて行動し、伊豆沼の岸辺エリアと伊豆沼・内沼を結ぶ荒川沿いの清掃活動を実施。沼岸に打ち寄せられたり、草むらに隠れたりしているゴミを丁寧に拾い集めました。男性の参加者は、「一見、きれいに見えますが、結構ゴミが落ちているものですね。清掃活動は継続的に行なうべきだと思いました」と、この取り組みの意義を改めて実感したようです。

【人と自然の営みが育んだ伊豆沼・内沼の美しさ】

天気に恵まれたこの日は、秋の自然に親しむ絶好の機会にもなりました。途中、稲刈りの済んだ田んぼで、落ち穂をついばむマガンの群れを発見。財団の嶋田哲郎さんによる詳しい解説とともに、望遠鏡で観察するチャンスも。親子で参加したお母さんは、「先日、水鳥に関する本を読んだ子どもが、本物を見て興奮しています」と笑顔。さらに嶋田さんは、この地ならではの動植物や湿地開墾の歴史にもふれ、大いに関心を集めていました。そんな地域と共生してきた伊豆沼・内沼の自然を体感し、後世に守り継ぐ大切さを考えるきっかけになりました。

◆主催 河北新報社
◆後援 栗原市、登米市