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AQUA SOCIAL FES!!

AQUA SOCIAL FES!! Presents ~いなみ野ため池環境保全プログラム~

3つのため池で、3つの生態系を守ろう。

最終レポート

いなみ野ため池環境保全プログラム~3つのため池で、3つの生態系を守ろう。~

RESULT

【美味しい自然採集!】

【日本一のため池王国 兵庫の自然を守ろう!】

兵庫県は、約4万個のため池があることから、日本一のため池王国と称されます。長い年月をかけて育まれたため池には、無数の生物が生息していますが、環境の変化により生態系が脅かされています。次世代へ自然の“宝”を引き継ぐために計3回、延べ700人の参加者と貴重種生物の保護を目的としたプログラムを実施しました。

【県内有数のジュンサイ群生地 美しいため池の恵みを大切に】

第1回は、「ジュンサイを守り育てよう」がテーマ。7月1日、加古川市志方町永室・中の池に約250人が参加しました。県内有数の群生地であることと、生息する貴重種植物について説明を受けた後、いかだに乗りジュンサイを採取しました。ゼリー状の新芽を流し素麺で三倍酢を和えて試食、「美しいため池の恵みを大切にしないといけない」と、参加者も決意を新たにしていました。

【オニバス・アサザ…絶滅危惧種を救うために】

8月19日の第2回は、明石市西島のため池で、最大2メートル超の葉をつけるオニバスの観察会。オニバスは、環境省レッドリストで絶滅危惧Ⅱ種に指定されています。神戸大学大学院・角野康郎教授が「ため池管理が行き届かなくなったことが減少の一因」と説明、参加者は水辺環境を考える必要性を感じていました。
第3回は、9月2日稲美町の天満大池で「アサザをみんなで守ろう」をテーマに開催。アサザは県版レッドデータブックBランクに指定される水草で、自生種の生存が危機的状況です。300人超の参加者は、水面に広がるアサザの状況を観察後、「池にごみが多くて心配」と、汗だくになりながら清掃に取り組みました。

【貴重な水辺環境を次世代へ わたしたちにできることは…】

ジュンサイやオニバス、アサザなど、貴重種生物が生息する東播磨地区のため池で取り組んだ今回のプロジェクト。参加者たちは、この貴重な水辺環境を守り、次代の子どもたちに素晴らしい姿で引き継ぐことの大切さに気づき、一人一人が意識をもって行動する必要性を悟っているようでした。地域の財産であるため池を、そこに生息する生物を、これからもみんなで守っていきましょう!

◆主 催 永室町内会・ながむろ水辺ミュージアム、西島ため池協議会、天満大池ため池協議会・天満大池協議会・天満大池土地改良区
◆協 力 いなみ野ため池ミュージアム運営協議会
◆後 援 神戸新聞社