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AQUA SOCIAL FES!!

AQUA SOCIAL FES!! Presents ~佐賀城公園お濠のハス再生運動~

佐賀城のお堀を江戸時代まで巻き戻そう。

最終レポート

佐賀城公園お濠のハス再生運動~佐賀城のお堀を江戸時代まで巻き戻そう。~

RESULT

【お堀に花を咲かせましょう】

【風物詩のハス復活願い カメなど外来生物捕獲】

佐賀市中心部に位置する佐賀城公園は、三方を堀に囲まれた市民の憩いの場として親しまれています。5年ほど前にこの堀の一角から夏の風物詩だったハスの大群が、みるみる消滅してしまいました。消滅の原因は外来種のミシシッピアカミミガメ(通称ミドリガメ)によるハスの食害。そこで、地元NPOが取り組むハス再生運動をアクアソーシャルフェスが、バックアップすることになりました。

【お堀に入り身近さ実感 生き物の命の尊さ学ぶ】

現場は多くの市民が普段何気なく通り過ぎてしまう場所ですが、胴長を着てカゴを引き上げた参加者は「お堀に初めて入ってみて、この場所をより身近に感じられるようになった」と話しました。カメが繁殖したのはもともと人間がペットとして飼育できず安易に放流したのが原因とされています。そのカメを再び人の手で駆除しなければならなくなったことに「憎いカメとはいえ、いなくなるとかわいそう。でも外来種だし色々勉強になった」と複雑な心境を語る人も。一度は絶滅したハスも駆除したカメも同じ生き物。参加者にとって、命の尊さや生物多様性の大切さを知る機会となりました。

【昨年を上回る緑の繁殖 さらなる広がりに期待】

3回の活動に参加したのは延べ250人ほどでしたが、それ以外の時期も、地元住民や学校などの手でハス再生の取り組みが続けられました。今年の夏、ハスの緑は保護網で囲っていた区域を超えて昨年とは見違えるほど広がり、活動に関わった人たちの間には達成感が生まれました。とはいえ、ハスが昔日のように堀一面を覆うまでにはまだまだ道半ば。ミシシッピアカミミガメも今なお生息している上、アカウキクサのような他の外来生物もお堀に繁殖しつつあります。今年の一連の活動をバネに、ハス再生の輪がさらに大きく広がってほしいですね。

◆主 催 佐賀城ハス再生実行委員会  佐賀新聞社